ミセス公式Xのフォロワーが約110万人。大森元貴Xのフォロワーが約105万人。
ミセス公式インスタでは、176万人、大森元貴インスタは153万人。
SNSを利用していないJAM’Sももちろんいますが、SNSが生活の一部となっているJAM’Sも多いですよね。
SNSは、リアルな情報を収集したり、他のJAM’Sと交流したりするのにとても便利で楽しい場所です。
しかし、顔の見えない相手の一言に傷ついたり、疲れてしまったり、感情が振り回されることもあるかもしれません。
時に、否定的な意見が飛び交うこともあり、そのような意見が悪とされることがあります。
今回は、「否定的な意見は悪なのか?」というテーマに着目したいと思います。
これはあくまで私個人の意見であり、主語は「私」、述語は「思います」という前提で読み進めていただけますと幸いです。
SNSとの付き合い方に不安を抱いているJAM’SもそうでないJAM’Sも、是非一緒に考えてみませんか?
以前、大森元貴くんが話してくれた[活動や応援の仕方に関わること]についてはこちらの記事にまとめてあります。
JAM’S必読!銘銘の「好き」を尊重し合って、ミセスをもっともっと愛そう
否定的な意見は悪なのか?
SNSでは、アーティストやその活動などに対して、「全肯定を良し」とする風潮を感じることがあります。
肯定はアーティスト活動の自信にも繋がるのは確かです。
では、
「肯定的な意見が善」で、「否定的な意見が悪」なのでしょうか?
「肯定は正義」で、「否定は敵」なのでしょうか?
私はそうは思いません。
否定的な意見も一つの意見として尊重されるべきだと思います。
「悲しかった」「残念だった」という気持ちの奥には、「こうして欲しかった」「こうであれば嬉しかった」という本当の想いが隠れているのです。
否定的な意見はアーティストにとっても、必ずしも悪いものではありません。
どんな意見も、アーティストやその活動にとって貴重なフィードバックとなる場合があります。
現に、FCコンテンツやライブグッズの販売方法など、ファンの声で改善された事例も数多くあります。
企業がユーザーの意見を聞き入れてより良い商品を作り、発展するように、
アーティストも自身の意向と合わせて、ファンやリスナーの要望を聞き入れながら、成長するのです。
“大好きな彼らを傷つけたくないから。”
その気持ちもわかりますが、果たしてそれは本当に彼らが傷つくことなのでしょうか。
傷ついている気がするだけなのではないでしょうか。
自分と違う意見を認めたくないだけではないのでしょうか。
SNSで自分の正義を振りかざして異なる誰かの意見を糾弾することは、ただ争いを生み、更なる荒地化を加速させるだけです。
自分はプラスのことしか言わない。
そうしたいのなら、それでいいのです。
それを他者に強要する必要はないと思います。
他人の意見は他人のもの。
貴重な意見の口を無理やり塞ぐことは、彼らの為でもなんでもなく、ただの意見の押し付けでしかないのです。
でも、もし、その否定の対象が彼らではなく、あなた自身であればそれは怒って当然です。
反論して当然です。
アーティストはあくまでアーティストのもの。
アーティストに対する想いはあっても、アーティストに対する誰かの想いに言及する必要はないはずです。
否定的な意見が悪とされる理由
ではなぜ、否定的な意見がこれほどまで敵視されてしまうのでしょうか。
否定的な意見が悪とされる一つの理由は、感情的な反応を引き起こすから。
人は自然に、自分の意見や行動が批判されると、つい防衛的になってしまう。
否定された!自分を守ろう!と勝手に戦闘モードに入ってしまうのかもしれません。
否定的な意見が悪とされるもう一つの理由は、その表現方法によるものです。
否定的な意見を言う人が攻撃的な言葉や侮辱的な表現を使ってしまうことで、「意見の内容よりも表現の仕方が問題視されてしまう」のです。
否定的な意見を伝える際には、冷静で礼儀正しい表現を心掛けることが特に大事なポイントとなると思います。
そして、あくまで主語は自分のみ。
大きな主語を使用しないことで余計な誤解を招かないようにしましょう。
また、SNS上では文字だけのコミュニケーションなので、真意が伝わりにくく、誤解が生じやすいですよね。
意図せず否定的な意見が誤解され、悪意があるとみなされてしまう場合もあります。
否定的な意見を言う場合には、特に言葉選びは慎重に。
そしてどうしても公式、運営に物申したいのであれば、SNSではなく、お問い合わせ窓口から意見を送るようにしましょう。
それが最も最短で最適で確実であるからです。
否定的な意見への耐性をつける
SNSで無駄に心が擦り減らないようにするためには、自分と違う意見や否定的な意見への耐性をつけることが必要です。
耐性をつけると言っても、無理に受け入れなくていいのです。
そもそも、Xなどはただの独り言であり、わざわざその独り言に突っかかって行くから争いが生まれるのです。
「へぇー、そう思う人もいるのね」と横目で通り過ぎていいのです。
スルー出来ないのであれば、ブロックやミュート機能を活用しましょう。
お互いのため。無駄な諍いを生まないため。
誰かの独り言は、あなたに喧嘩を売っていません。
勝手に買うから諍いが生まれるのです。
気に食わない投稿をわざわざ引用して反論するのは論外ですが、所謂エアリプと言われるもので、返信でもなく単体の投稿で、特定の一般の誰かに対して批判する行為も第三者から見ると不快に思われます。
感情は自由です。
でも、それをSNSという場に投稿する必要があるのか、投稿するのであればどんな言葉を使えば、なるべく誤解を生まないのか、一呼吸おいて確認できるといいですね。
SNSは基本的に独り言の場です。
当人は大声で批判しているつもりはないのに、スピーカーのように大声として聞こえてしまうことがあります。
それも誰かのリポスト等で偏った意見を目にする機会が増えれば増えるほど。
でもそれは誰かの小言。
いくらいいねが多くても、それは全民の総意ではありません。
それに対して過剰に反応することこそが、トラブルの原因になることが多いのです。
他人の意見は他人のもの。
自分の意見は自分のもの。
それぞれの意見を尊重し、尊重せずとも、過剰に反応せず冷静にスルーすることが大切です。
明らかに誹謗中傷と判断できる場合は、公に拡散するとあなたの大切なフォロワーさんが傷つくことになります。
通報などの機能を適切に使用していくようにしましょう。
否定的な意見を受け入れてもらうには
否定的な意見を聞き入れてもらえるかどうかは、言葉遣いにかかっています。
攻撃的な表現や侮辱的な言葉を使用せず、具体的な改善点や提案として誠実に言葉を尽くすことで相手側が受け入れやすくなります。
例えば、「良くなかった」と言うのではなく、「この部分をこうしたらもっと良いんだけどなぁ」といったやんわりとした言葉を使うとよいかと思います。
チクチク言葉じゃなくてふわふわ言葉。
現代の小学生が習う言葉です。
改めて自身の投稿を振り返って、客観的に言葉遣いを確認してみてもいいかもしれませんね。
視線の先は常にアーティストで居て
新たな視点、気づき、自分と異なる意見を聞くことは、自分の視野を広げてくれますよね。
この広い世界で、いろんな想いを抱く人が居るのは当然です。
「こう思わないのはおかしい!」と思う方がやっぱりおかしいのです。
我々は人間です。
ロボットではありませんよね。
SNSは様々な背景を持った人たちが集まっています。
学校のクラスでの決め事や会社のプロジェクトの意見交換の場とは全く違います。
ひとつの意見にまとめることは一切必要ないのです。
世の中には様々な意見があって良くて、それがあるからこそ世の中は回っています。
「肯定的な意見が善」で、「否定的な意見が悪」ではありません。
また、本当にアーティストを思うのであれば、賛辞ばかりではなく、改善点や課題を指摘することも時には必要だと思います。
それに対して第三者が「何様?」と反撃する必要はなく、いちファンとしての意見として提示してもいいのではないでしょうか。
彼らを大事に想いながらの誠実なフィードバックは、長期的に見て彼らの糧となります。
それに、意見の取捨選択は、アーティスト側が行います。
ファン同士で「あーだこーだ」言ってる暇があったら、アーティストに愛を伝えましょう。
視線の先は常にアーティストにロックオンでいいのです。
他者なんて眼中に入れなくていいのです。
そして、必要に応じて、SNSから離れてもいいのです。
つらつら説教じみたことを書き連ねてしまいましたが、私も間違います。
ご存じの通り、よく間違います。
真意が伝わらずに不快にさせてしまったことも、誰かのエアリプに傷ついたこともあります。
それもまた気づきです。
成長です。
しっかり自分に落とし込んで、反省して、今後に活かせばいいと思ってなんとか生きています。
これはあくまで私個人のいち意見です。
よかったら、あなたの意見も教えてくださいね。
(・・・日本の政治ももっと国民の声に耳を傾けてくれたらいいのにね)
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