2024年7月3日、Mrs.GREEN APPLE 12th 配信限定シングル 『アポロドロス』をリリースした。
この曲は、テレビ朝日系列パリオリンピック応援ソングとして書き下ろされた。
5カ月連続リリースの4曲目。
実はこの後にリリースされる『familie』はもうすでにHondaのCMで一部解禁になっていて、4曲目は『familie』だとばかり思っていた。
まさかまさかのサプライズ!!!!
前日の夕方5時にいきなりのリリース告知!!!
粋~~~~~~~~~~~!!!!!!
JAM’Sにとって最高のサプライズプレゼント♡
こういうことしてくれちゃうんだよね。
ゼンジン初日を直前にね。
「覚えて来いよー」ってね、鬼畜な愛♡
結構好き。
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【濃厚ライブレポート】ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~(DAY1神戸公演)
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『アポロドロス』制作エピソード
で実際は、『familie』がレコーディング先で、その2週間後に『アポロドロス』のレコーディングをしたんだって。
怒涛のリリースって本当に大変だっただろうな。。。
有難い(涙)
有難すぎるよ!!!(涙)
アポロドロス=ギリシャ神話を書いたとされる人物の名前(1世紀、2世紀頃の人なのでは?)
ミセス超多忙の中、楽器の入れ込みはいろんなスケジュールの裏で、現場でも空き時間で弾いたり、遠征中のホテルで入れ込みしたりで制作したそう。
この『アポロドロス』は10年ほど前にもっくんがリオオリンピックで意識して書いた楽曲との二部構成になっている。
組曲…組曲って…!!!!興奮してクラクラしました。
この楽曲って、 いわゆる“ロックセクション”と“オーケストラセクション”みたいなものがあるんですよ。それは確実に2軸になっていて別曲みたいな感じなんですけど、それは“感じ”ということではなくて、そもそも別曲なんです。
これは、2015年の大森少年、当時18歳が、オリンピックを想定して書いた当時の楽曲が1曲と、今回僕がちゃんと書いたロックセクションの2軸になっているということで。この曲は当時『命に花』というタイトルで。『綺麗な花もいいけど』っていうところがありましたね?その部分が、もう9年、10年前に僕が書いたセクションで。それをオリンピックで、ちゃんと正式にやらせていただけるってことだから、当時イメージ・夢で作ってたものをがっちゃんこさせちゃおう!っていうところから始まってるので…
ミセスLOCKS!
オリンピックのスポーツ応援ソングっていうことになった時に、例えばテレビのキャッチとか情報番組とかできっと一節が使われるだろうということを想定して、先方さんの要望としては「前向きになるような、疾走感のあるもの」って言われて「そっか」と思って。でも当時作ったのは、やっぱフルオケの楽曲で、すごく壮大なものじゃない?うまくがっちゃんこさせて「どうぞ好きに使ってください」ってやれたらいいかな、と。
きっとあるじゃん?「ここから頑張ってください!」の時はロックセクションで、でも例えば何かを勝ち取ったりとか、みんなの感動があった時とか、悔しい思いしたりとかした時って、ガシガシ行くだけじゃ救いきれない何かってあると思うんだよね。だから「自由に使ってください」っていうことで、1曲なんだけど、2曲あるみたいなのって新しいかな、と思って作って。すごくうまいこといってよかったな、とは思ってますね。
ミセスLOCKS!
音楽の神様の本気のお遊び
ここからは、『アポロドロス』について、しっぽの個人的な楽曲解釈を綴っていきます。
楽曲の捉え方は千差万別。
あなたはあなたの想いを大事にしてください。
これはあくまでしっぽの想うこと。
気になる方が読んで下さったら嬉しいです。
0時きっかりの通知を受け取って、しっかり覚悟を持って『アポロドロス』を拝聴した。
んな、、、このメロディ展開は、、、!!!!!!
わぁぁぁぁぁぁ『PARTY』初めて聴いたとき以来の衝撃っ!!!!
一度聴いただけじゃ全体像が全く掴めない楽曲。
何度も何度も求めさせる。
大森元貴の脳内。
大森元貴の心音。
素晴らしい。
恐ろしい。
美しさ。疾走感。鮮やかさ。繊細さ。
陽と陰。
音楽の神様の本気のお遊び。
それに待って待って~~~~歌い方がぁぁぁぁ!!!!!!
前半の中低音の歌声が好きすぎて血が騒ぎだして落ち着かない~~~~~
なぁんと、そっちまで振り切れる声帯…。
私の愛した声帯はそっちもあっちもこっちまでも…。
求める音域も表現も全て網羅してくれる大森元貴の声帯よ。
唯一無二。
パーフェクトすぎる。
一生聴いて居られちゃう。
聴いた感覚はすごい濃厚な楽曲なのに、改めて歌詞を眺めるとそんなに長くない。
それもまた凄いなぁ。
イントロとアウトロのピアノの重さが違うの良すぎる!
最後にやさしく音を置くところ、この『アポロドロス』のストーリーを思い出の一ページとしているイメージが目に浮かぶし、血と汗も努力も功績も全てスッと自分の中に落とし込まれる感じ。
各々の心の中にそっと閉じ込められる感じ。
好きだなぁ。
自分の可能性と承認欲求
辿り着く果てまで
『アポロドロス』Mrs.GREEN APPLE
苦しみは尽きぬけど
歓声に身を任せて
期待×不安定
望んで 突き抜けろ
広げた腕で待っている 今
辿り着く果て。
やっぱり「死」を表しているのだろうか。
大森元貴はいつも「終わり」を意識している。
死ぬまで苦しいことは尽きない。
楽しいことばかりじゃない。
それに、この楽曲はパリオリンピックのために書き下ろされた曲。
「歓声」から見ても「メダルと取るまで」「引退するまで」とも捉えられる。
自分に期待する。
周りに期待されてる。
不安定になる。
プレッシャーも受け止めて、それでも望んで、臨んで、真っ直ぐに突き抜けろ。
広げた腕は、歓声に応えてるんじゃないかと思った。
記録を付けては体温
『アポロドロス』Mrs.GREEN APPLE
日差しを浴びていたよ
嫌いにならないで
自分を退けないで
オリンピックに向けて毎日トレーニングの日々。
その日のコンディションによって記録も違う。
日差しを浴びていたいよ。
『はじまり』の「お天道様と遊びましょう」が脳裏をよぎる。
内に籠らずにスポットライトが当たるように。
4年に1度のオリンピックに懸けている。
時にうまくいかない自分が続いても自分を嫌いにならないで。
「自分なんて…」と思わないで。
唯一無二の人になりたかった
『アポロドロス』Mrs.GREEN APPLE
あぁ 認めたくないな
褒められたかった
結局は誰かに褒められたい。
認められたい。
たった一人の人になりたいよね。
みんなそうだよね。
もっくんが小6で音楽に出逢う前の承認欲求。
大森元貴は唯一無二すぎる。と思うし、たくさんのそんな声が届いていても、結局は自分自身でそう思えることが必要で。
でもそれってとても難しくて、大森元貴ですらそうであれば、我々凡人なんて余計にそう。
唯一無二だと言われる強みを持っているのは、心の底から羨ましい。
でも、そうじゃなくても思ってあげたいね。
なかなか思えないけど、たまには思ってあげたい。自分のために。
褒められたかった。
の「かった…」の歌い方…(溶)
痛みも努力も綺麗なストーリーにしたいわけじゃない
辿り着く果てなんて
『アポロドロス』Mrs.GREEN APPLE
あるかわからないけど
感性に身を任せて
不安を掛けないで
割って 突き抜けろ
張り詰めた身体が躍っている
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