『CONFLICT』の覚悟は一切揺るがず、今もミセスの核として在り続けている。

楽曲解釈
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ミセスは、「こうでありたい」という覚悟や意思表示のある楽曲が多い。
これまでもミセスの歴史の要所要所で、自分たちの姿勢を示してきてくれたのだと思う。
もちろん、ミセス自身が迷わないように。

『CONFLICT』はどの楽曲よりもその色が濃い。
というか、小6で音楽の道を決めた大森少年と、16歳でミセスを結成した大森青年の覚悟が全て詰まっている。

『CONFLICT』はミセスの核となる楽曲

『CONFLICT』に込められた想いは計り知れない。

これをリリースすることでもう後戻りはできない。
もし、此処で唄っていることに反したら、聴き手を欺くことになるし、そうなったらもう二度と聴かれない。
楽曲の意味を失う。

宣言しなくても活動していくことはできるのに、敢えて自分で自分の首を絞める。
敢えて逃げ道を亡くす。
とても大森元貴らしい。
とてもミセスらしい。

『CONFLICT』は2ndミニアルバム『Progressive』の3曲目に収録されている。

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そして、このアルバムがリリースされて迎えた自主企画「ゼンジン未到とプログレス 〜実戦編〜」以降のゼンジン未到シリーズのライブでは必ずこの『CONFLIT』が披露されてきた。

つまり、いかにこれがミセスにとって核となる楽曲であるかをここで物語っている。
今年の夏の「ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」でも、この楽曲が披露されてるのではないかと私は思っている。

『CONFLICT』を読み解く

このブログでの「楽曲解釈」は、歴史、宗教、神話などからの考察はほぼありません(私が疎いので)。
あくまで作詞家である大森元貴の心を読み解こうとひたすら勝手に想いを馳せているものにすぎません。
正解不正解はありません。
しっぽ視点での解釈にご興味がある方のみ読み進めていただけると幸いです。

ここからは、私が『CONFLICT』について感じたことを中心に語る。
ティッシュ何枚使っただろうってくらい涙流しながら勝手に思いを馳せました。

未だ成されて無い事を
実らせて見せたいな

『CONFLICT』大森元貴

未だ成されて無い事。
前人未到なことをするのは、とても勇気と覚悟のいることだ。
人が立ち入ったことのない道は、何が待っているかわからない。
自分より高さのある茂みを分け入って、
突然得体のしれない獣が飛び掛かってくるかもしれないし、
とても登れないような強靭な壁が待ち受けているかもしれない。
その道を敢えて進みたいんだと彼は言う。

絶望があるから希望を求める。
絶望の中にいる人はたくさんいる。
綺麗事だとしても何か一つでも光があればそれを希望だと信じてみることが出来るから。

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