2023年、Mrs.GREEN APPLE初のドームライブ”Atlantis”で発表された『”BABEL no TOH”制作決定』。
あれから2年。
片時も忘れることなく、ストーリーラインライブの”BABEL no TOH”を心待ちにしていた。
2025年10月26日名古屋公演2日目。
いろんな思いが巡った公演だったけれど、
わくわくしたこと、楽しかったことも確かにあって、
今回は、公演直後のメモをもとに、記録としてライブレポートを残そうと思う。
※後半はかなり感情が揺れていて、捻くれてます。
でも、それも私にとっての“BABEL no TOH”の一部でした。
※これはあくまで私個人の感情であり、誰かを傷つける意図もなければ、批判されるような内容ではないと私は考えています。
※もちろん、ネタバレありです。
落選続きで心臓に穴が空きそうになる
最速先行、まさかの落選。
泣いた。
ずっと泣いた。
泣き腫らした目ごと落ちてくるんじゃないかってくらい泣いた。
アトラからのライブはほぼ最速でチケットをいただけていたから、最速を逃した今、もうほぼ当選しないと思った。
2次先行、またも落選。
生きる希望を失った。
バベルにだけは絶対に行きたかった。
大好きなストーリーライン。
Atlantisから、彼らがずっと構想し続けて創り上げてくれたバベル。
絶対に行きたかったのに、たった一席さえご用意されない現実に、毎日毎日泣いていた。
「BABEL」「バベル」の文字を見ると胸がグサグサ刺さって、SNSは常に薄目だった。
諦めかけていた3次。
届くメール、届くメール、「残念ながら・・・」の文字に肩を落とし、もう落とす肩さえ擦り減っていった。
・・・全滅。
心抉られて心臓に穴が空きそうだった。
お風呂で嗚咽が出るほど、びしゃびしゃに泣き続けた。
お風呂から上がって通知に気づいた。
昨年からJAM’S入りしたリア友。
「もしかして、当たったかも」
というLINEと、当選画面のスクショが添付されていた。
奇跡の当選とRingoJamシート
三度見した。
いや、五度見。八度見した。
信じられない。
連番、名古屋公演が当選していた。
一気に体中の血が巡る。
あ、バベルをこの目で観れる。
見届けられる。
嬉しさが爆発して、しばらく湯上り全裸で惚けた。
友「しかもRingoJamシートだね♡」
んぇ!??????
うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁまじだーーーーーーー!!!!
こんなことがあるのか。。。
今度は震えてきた。
友よ~~~~~~~生まれてきてくれてありがとう!!!!!!
あまりに信じられなくて、公演日まで度々当選スクショを確認していたし、
SNSの落選ポストは未だ自分事のように胸が痛くて泣きたくなってた。
BABELの街に足を踏み入れる
名古屋駅、あいにくの雨だが、どこ行ってもJAM’S!JAM’S!JAM’S!
JAM’Sが名古屋をジャックしている。
バンテリンドーム名古屋。
通路を埋め尽くすほどのJAM’Sの数。
さすがドーム。
会場入りすると、西洋の街の一角を表したセットと、その向こうに海が広がっている。
そして、客席を練り歩いているキャストさんたちが目に入る。
この画像で、ひとり異彩を放つ黒い服を身に纏う女性も何人もいた。
一緒に写真を撮ってもらって、ポーズの手の角度のレクチャーもしてもらった。
自分の座席を探す。
RingoJamシートとはいえ、Cブロックの中ほどの列番だから、ステージ近くでもなく、埋もれることは覚悟していた。
だけど、辿り着いたのは、花道の先端前。
状況が把握できなかった。
過呼吸になりかけて、友が話しかけるも、うまく返せなくて、ちょっと、まず、座った。
次々と周りにJAM’Sが到着して「え!?ヤバくない!?」「え!?近くない!?」と騒いでいる。
ほんと、ヤバい。
ほんと、近い。
花道の先端にも代わる代わるキャストさんが来てくれる。
役になりきって、お芝居してくれてる。
ホワイトラウンジで観たキャストさんもいた。
そして、すっごい見覚えのあるお顔…。
あれは、、、く、黒田陸くん!!!?????
もっくんと幼馴染で、中学からはひろぱとも同じ学校。
今はプロダンサーとして活躍されていて、『Love me, Love you』のMVにも出演してくれてるよ。
“ENSEMBLE TOUR”以来の共演だーーーーー!!!!
やばいやばいやばいやばいやばい。
ふぁーーーー足なっが!!!
顔ちっちゃ!!!!
幼い頃のもっくんとひろぱを知っている陸くんが目の前に居るるるるるるるるるる・・・
友は離席してるし、もう私ただ一人、心の中で「陸くんだ!陸くんだ!」って騒いでた。
そしたら、後ろの連番JAM’Sのおひとりが気づいたらしく、「え、あれってラブミーの人じゃない!?」って話してて、でも連れの方はピンとこなかったらしく…
つい、振り向いて「ですよね!!!」って話しかけてしまった(照)
いやぁ、これは分かる人にはめちゃくちゃアツい共演で、ミセスに近しい存在が目の前に現れるって、もう目が回っちゃうくらいの展開なのである。
BABEL no TOH 開演──夢のような時間
バビロンの街。
ナレーションで「今日はバビロンのお祭り」とか言っていたような。
Love me, Love you
ダンサーさんがわらわら出てきてから、3色の3人が出てきた!
・・・に、肉眼で見える!!!
もっくんに「おかえりなさーい!!!」って言われる。
そうか、もう私たち、バビロンの民。
真正面のもっくん、スマホサイズ!!
フィヨルドよりも全然近い!!!
(ちなみにフィヨルドは米粒サイズだった)
私の前に一列あるから、人の頭と、その前にあるスピーカーの合間をなんとか見つけて肉眼で見つめる。
「恋をする♪」の指ハート観れたぁ♡
CHEERS
わ!CHEERSだ!!!
「CHEERSは絶対やるよね~」って暦浅の友達も確信してたみたい。
CHEERSもキュッとするんだよなぁ。
「いけるか、バビロン!!」
いえーーーーい!!!!
嬉しいが勝ってあまり覚えてない。(いつもどおり)
アンラブレス
まさかの、アンラブレス!!!
バベルで来ると思ってなかったよ!
えい!えい!ってノリは私とさっきの後ろのJAM’Sさんだけ?
ってくらいご新規さんが多かった印象。
Feeling
ここでFeeling!?
第一章終わり感。
バビロンのお祭りの最後の曲なのかなって思った。
アイソレのタイミングで真似したけど上手くいかなかったwww
「lalala」のところめっちゃ煽られて、声枯れるかと思った。
もっくん、自分のことぎゅって抱きしめてたね。
パブリック
パブリック来ると思ってたけど、本当に来てくれてめっちゃ嬉しかった!!!
バベルってパブリックっぽいって思ってたの、勝手に。
歌詞がもうさ。。
パブリック最高!!!ほんと大好き!!!!
だからこのバベルも絶対に来たかったんだ!
人間の愚かさをこの世界の汚さをわかった上で、知った上で、それでも生きようとする。
まさに、バベルの塔のお話。
でさ、ギターの弾き方もキーボードの弾き方もフェーズ1のままで。
もちろん技術的には向上しているのかもしれないけど、リズムの取り方も表情もあの頃の3人で。
私の知らないフェーズ1にタイムスリップしたような感覚になって、とってもとっても嬉しかった。
おもちゃの兵隊
パブリックからの、おもちゃの兵隊!!!!
この流れは個人的に激アツすぎる!!
ずっとずっとずーーーーーーーっと聴きたかったおもちゃの兵隊!!!!!!!
まさに!!!!!
だからバベルに来たかった!!!どうしても!!!どうしても!!!!(しつこい)
この辺の楽曲が吐きそうになるほど、好きなのである。
バベルのためにあるような楽曲たち。
いや、違う。
この楽曲たちがあったからこそ、バベルは開催されたんだ。
間奏のギターえぐいいいいいいい!!!
スッキすぎる!!!
泣いた泣いた泣いた。
スッキすっきすっきすっき!!!
あと100回このおもちゃの兵隊聴いてたい!!!
MC
「おかえりー!」ってもっくん。
「「ただいまー!」っていうんだよ。そういう設定だから。設定って言っちゃうとあれだけど・・・」みたいな。
WanteD! WanteD!
ぎゃぁぁぁぁ!!!!わてわてきたぁぁぁぁ!!!
めっちゃくっちゃ久々の披露では!?
私は初生です!!!
「SAY!」ってマイク向けてくれる。
我々の声をミセスが求めているーーーーー!!!!!
声枯れるまで歌う!!!
厳密には違うけどさ、フェーズ1の楽曲はフェーズ1の歌い方寄りになるのめっちゃ好きなんよ。
めっちゃ好きなんよ。
フェーズ2も大好きだけど、まだ私自身が私自身のフェ1から進めていなくて。
だから、余計にそうなのかもしれないけど。
でもきっと私はずっとフェーズ1のものを抱えながら生きていくのかもしれないし、それでいいとさえ思ってもいる。
きっとフェ2が、それを上回る時は、来ないかもしれないし、来たらその時にやっと来れたなって思うんだと思う。
フェ2は演奏、歌唱の説得感がすごい。
うまい。
死ぬほどうまい。
圧倒される。
聴き惚れる。
でもフェ1はぶっ刺さる。
拗れてる私の特定箇所にぶっ刺さる。
誰にも理解してもらえなかったあの頃の私を慰めてくれるのはフェ1の楽曲。
手放せない。
きっと一生ね。
ライラック
ひろぱ観たい!ってときにステージ上のひろぱを観ることができるなんて、幸せすぎる。
大合唱ももちろん全力で。
ここからなら頑張れば届くかなって。
声の限り歌ったよね。
Soranji
綺麗で伸びやかなホイッスルボイス。
これは間違いなく今、そのステージに立っている大森元貴から発せられた声だ。
どうしてこんなにも透き通った、それでいて、とても心地の良い高い声が出せるのだろう。
うっとり、心奪われた。
そして、Soranjiの歌い出し…。
はうっ………
Soranjiは命の尊さ。自分もとっても尊い存在なのだと。
Soranjiから章がまた変わる。
フェ1はそばで共感してくれる楽曲が多かった。
フェ2は無条件に抱きしめてくれる楽曲が多い。
もっくん、泣いてる?って思っちゃった。
目元拭ってたから。
フロリジナル
え!?フロリジナル!!??
このBABELのフロリジナルのメッセージ性が本当にすごくて。
伝えようとして歌ってくれてるのがひしひしと届いて。
3人の表情から体揺らして聴く気になれなくて、ひとフレーズひとフレーズ心に刻んだ。
フィヨルドの時のヒョコヒョコどこいったん?
あんな可愛らしいフィヨルドのフロリジナルとの温感差で風邪ひきそうです。
フェーズ3へ向かうんだなって。
彼らの表情眺めながら、フェ2の終焉を噛み締めた。
ゼンマイ
ゼンマイ!?
予想外!!
ゼンマイ来たぁぁぁぁ!!!!まじか!!!
「破滅のメロディーー」「黒幕ボスさん」
「交わらない思いがトゲになる毎日で。」
刺さるなぁ。
ゼンマイの時のメンバーの表情もめっちゃよかったなぁ。
君を知らない
君を知らない
嬉しい…聴けた。
ホワンジ以来かな?
心の描写がめちゃくちゃ好き。
わかってほしいのに、わかった気になってほしくなくて。
僕自身もわかっていたつもりなのに、何もわかってなくて。
本当にそのもどかしさがたまらなく好き。
Soup
Soupの出だし1音でSoupだぁぁぁぁ!!!!ってわかって、めっちゃ嬉しかった。
Soupまで歌ってくれるんですか?
ほんまですか?
私の大好きなSoupよ。
Soup鳴らしてる時の表情よ…。
マジでさぁ最高すぎる。
大好きな大森元貴。
あと100回このSoup聴いてたい!!!!(デジャヴ)
絶世生物
!?
絶世生物!!!!
今日も聴けるん!?
やっば!!!!
しかも大魔王みたいな赤いマント着てる!!!
ぎゃぁぁぁぁ!!
しかも、黒田陸くんステージ下の本当に目の前におるやん!!!
ここからの距離1mもないよ!?
え!?どっち観たらいいの!?
もっくん?
陸くん?
パニックでわぁぁぁってなってるときに、
「出てきてる!出てきてる!」って
周りがざわつき始める。
すぐには気づかなくて。
「出てきてる」ってひろぱとりょうちゃんが出てきてるのか?って思ってたら、
まさかのBABELの塔ごとこっちに向かってる!!!!
なんっ!!!!???
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーって塔が、塔の上の元貴が、こっちに迫ってる!!!!!
目の前のスタッフさんぐるぐるハンドル回してる!!!
迫りくる塔を認知したら、結構な勢いでこっちに進んできて、命の危機を感じた。
そろそろ止まる?って思ったところより、だいぶだいぶ近距離まで来て、
完全に元貴が見えなくなったwwww
これ以降の心模様はこちらの記事もご参考に。
そしてこれ以降は公演直後の私のメモままだから、かなり捻くれている。
そしてこれはただの個人の感情なので、他人からその感情を変えろと言われても無理なのは、人間ならわかるはずなんだけど、はて?
塔が迫る──物理的な距離と心の揺れ
Ke-Mo Sah-BeeからMagicまで
キモサベって、ファンのために書いた楽曲。
「信頼できる友人」「相棒」っていう意味。
目の前は壁。
メンバー誰一人見えない。
キモサベ扱いなのか、これが…。
そして我が家のテレビよりも小さなモニター。
まるで焦らされているような感覚だった。
ア・プリオリが刺さる刺さる。
期待をした私がバカなのだ。
そうなのかい?
このときの私には、全部皮肉のように聴こえてしまった。
すごいな、ピンポイントで私たちにぶっ刺してくる。
だいぶ歪んだ愛を叫ばれている気がする。
だが、本当にそんな意図がある?
さすがに考えすぎだよね。
本当にLonelinessですけど。
すぐそこにいるのにLoneliness。
ダーリン本当の声を聞いて。
本当の声はね。
見えない。見たい。会いたい。
すぐそこに居るなら顔出して、パフォーマンス見せて、ダーリン、、、って感じかな(泣)
「君を知りたーい!まるでそれはー!」って叫びながら
君の意図を知りたいって延々に思ってた。
MC。
正直、柔軟剤しか覚えてない。
どうやら、皆さんの心に響くメッセージを言ってくれていたらしい。
自分の心の声が大きすぎて何も入ってこなかったよ。
本気で悔やまれる。
バベルの塔、皮肉の極み。
愛してるよホープレス
ホープレスがすぎるZO!!
GOOD DAYのgood!good!good!は言いながらめちゃくちゃ胸が張り裂けそうだったな。
心とアンマッチだとこんな感覚になるんだ、ってわかった。
Magicでようやく塔が下がりだして、塔の全貌が見えた。
もうこの時点で、「もうバベルが終わっちゃう…」って切ない気持ちでいっぱいだった。
正直、すごく悲しくて、遣る瀬無くて。
でも、悪く言いたいわけじゃなくて、ただ「どうしてこんな気持ちになったんだろう」って、自分でも戸惑ってた。
皮肉にもバベルの塔のお話どおり。
「遠くの席でどう見えるか」
を、毎回メンバー本人がその目で確認している人たちだって知っているからこそ、
そういう人柄だと知っているからこそ、
「今回は何があったんだろう?」
「何か意図があるのかな?」
って困惑した。
わかってるよ。
いつも気にしてくれてること。
わかってるよ。
みんなの近くに行きたかったこと。
でも、この状況に、物理的に置いていかれた私たちは、どう向き合えばよかったんだろう。
ミクロな個人的な感情に向き合いながら、マクロなクリエイターとしての視点からも、考えて、考えて、考え続けてた。
天国──人間としての大森元貴
『天国』が始まる。
これで最後の曲だって確信した。
ステージ奥からもっくんが練り歩いてくる。
やっと花道を花道として使ってくれる瞬間がやってきたようだ。
この世で一番大好きな声が、目の前に存在している人間から発せられるのをただ見つめるしかなかった。
あんなに待ち望んでいた近距離なのに、「わぁ!ミセスのもっくんだ!!!!」というキャーキャーした感情は一切なく、
「こちらの小柄な生身の人間が、この数々の素晴らしい楽曲を生み出してきてくれたんだな」っていう何とも言えない、感動とか尊敬とかそういう気持ちが腹の底からグヮッと溢れて来た。
私と同じ人間のカタチだ。
大森元貴の人間のカタチを目で模って、しみじみ人間だ…って思った。
目が合うことは決してない。
完全に『天国』という楽曲の主人公に憑依している大森元貴の歌唱、所作、表情に心奪われた。
この華奢な背中で、物凄い大きなものを背負ってる。
ずっと分かったつもりでいたけど、目の前で生身を見ると余計に。
このたった一人の人間からMrs.GREEN APPLEは始まっていて、こんなにも大きくなってしまったんだな、ってことを目の当たりにした。
ありがたい。
存在してくれてありがとう。
心から感謝。
本当に心から感謝!
さいごに──“誰一人置いていかない”を信じるために
って思ってたのに、公演終了後、自分でもびっくりするくらい凹んじゃってね。
どう受け入れたらいいんだろうって。
本当に暗闇のトンネルを一人で彷徨って、彷徨って、彷徨い続けて、やっと少し光が見えたから書いた記事。
これは、私のために書いたものでもあるけれど、根底にあるのは彼らから学んだ精神だよ。
「我逢人」「光のうた」「灯火」・・・並べればきりがないほどにそれらの楽曲や彼らの愛から受け継いだ救済がテーマなんだよ。
書いたらね、少しは心整理されるかなって。
少しは整理されたよ。
公開したらね、同じ痛みを抱える人に届くかなって。
同じ悲しみを抱える人が存在してくれてるってわかって、少しだけ和らいだよ。
想定内だったけど、傷口に塩擦りつけてくる人もいたよ。
私は特典とか銀テとか、そういうののためにライブ行ってない。
「指定席より高いお金払ったのに!」なんて一度も思ったことない。
違うよ。文句じゃないよ。
構造の話をしているよ。
もっと倫理的な話。
彼らの軸の話。
本質的な話。
彼らの楽曲を、彼らの姿勢を、哲学として自分の思考に落とし込んでいないとわからないのかもしれないなって思った。
共感力、論点のすり替え、知性の問題いろいろと個人差あるなって学んだよ。
表面上のエンタメとして楽しむも良き。
だけど、哲学として落とし込むこと、本質に向き合うこと、自分の人生にミセスの精神を活かすこと。
それができたら、さらに世界は広がる。
その辺の深みのある味わい方は、また別の場所で同志だけに向けて書こうと思う。
つまりは、今回のBABELで最も悲しかったのは、演出が見えなかったことじゃないんだよね。
もちろん、それも悲しかった。
2年も待ち続けたBABEL no TOHの、彼らが最も魅せたかったであろうシーンが丸ごとカットされていて、不完全燃焼で終わったことは、悔しくて仕方がなかった。
でも、それ以上に悲しかったのは、「ミセスの“主軸”が揺らいだように感じたから」。
彼らにとって「最愛のluluを悲しませる結果になったから」。
だから私は、彼らが愛しているluluたちの中で悲しんでいる子が居たら、傍に居たいなって思ったんだよ。
寄り添って一緒に手を取りたいなって思ったんだよ。
私は信じてるんだよ。
この悲しみも彼らは理解してくれるって。
彼らがまた、誰一人置いていかない景色を見せてくれるって。
だってそういう人たちだもん。
他の誰でもない大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架だよ。
誰よりも愛溢れる人たちだって、私は知っている。
もちろんいただいた大事な宝物はちゃんとしまっておくね。
たった2~3分。
大森元貴という生命が目の前に存在していたこと。
それは、私の人生に刻まれた、かけがえのない一瞬。
一生の宝物だからね。

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