Mrs.GREEN APPLEボーカル&ギター及び作詞作曲担当大森元貴氏が他アーティストに楽曲提供した曲一覧と楽曲提供時のコメントなどをまとめました。
もっくん(大森元貴)がミセスの曲を書くときと他アーティストに書くときの違いについて、先日のミセスLOCKS!でこんなことを言っていました。
ミセスは僕が歌うことを前提としてるからイメージが湧きやすいけど。逆に僕が歌わず、楽曲提供先の方々が歌うので、その人たちのことをすごく勉強するかな。もう自分と同じぐらいそこは愛せないと。じゃないですか。
ミセスLOCKS!2024.7.15放送
「自分と同じぐらい愛せないと」。
カーーーーーーッ!!!!やっぱりもっくんって愛が深くて真摯で素敵すぎる。
ミセスの楽曲とは違った角度から、作家大森元貴を知れる提供楽曲を見ていきましょう。
大森元貴 提供楽曲一覧
発売日 | タイトル | アーティスト | タイアップ |
---|---|---|---|
2017/1/18 | 恋のエフェクトMAGIC | 夢みるアドレセンス | – |
2017/11/8 | シンガロン・シンガソン | 私立恵比寿中学 | – |
2019/4/24 | ルラルララ | Kis-My-Ft2 | – |
2021/1/20 | Force | TOMORROW X TOGETHER | テレビ朝日系アニメ『ワールドトリガー』2ndシーズン主題歌 |
2022/6/22 | 私は最強 | Ado | 東映系アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』挿入歌 |
2024/6/28 | レナセールセレナーデ | ももいろクローバーZ | テレビアニメ『転生したらスライムだった件 第3期』第2クールオープニング主題歌 |
2025/2/5 | AlwayS | NiziU | – |
「恋のエフェクトMAGIC」夢みるアドレセンス
「恋のエフェクトMAGIC」は、一聴するとただの主流なアイドルソングにも思えるのだが、聴けば聴くほどカラフルな音使いやコーラスワーク、エフェクトに選んでいる音色の選択などが抜群に上手いことを思い知らされる。サビで同じフレーズが何度もリフレインする箇所でも、ところどころで声の使い方を変えていたりと、遊び心も盛り込まれた名曲だ。
Real Soound
もっくんが初めて他アーティストに書き下ろした楽曲。
びっくりした。
女の子の気持ちこんなにわかるの!?って。
始めの歌詞からキュンするし、これらの歌詞が大森元貴から出てきたと思うだけで何とも言えない興奮が沸いてくる。
音のエフェクト、音の遊びがすごい。
アイドルの曲も作れちゃうの、やっぱり天才なんだよなぁ。
「シンガロン・シンガソン」私立恵比寿中学
ライブ映像を観ていると、エビ中はみんな歌がうまいんですよね。アイドルの曲って、音域の高低差をあまり付けないのが暗黙のルールみたいなものとしてあると思うんですけど、エビ中に書く曲なら無視しちゃっていいかなと思ったんですね。ぁぃぁぃちゃんが僕らのことを好きだと言ってくれているのも知っていたので、やっぱり僕らの色はしっかり出したかったし、音域のこととかを気にせず自分たちの曲を書くのと同じように自由に作れたので、すごく楽しかったですね。
音楽ナタリー 大森元貴
やっぱり「わ! ミセス!」って(笑)。歌詞もポップで明るい中に芯があって、それは私がエビ中に感じていたことと重なる部分でもあったし、これからの自分に対しても背中を押してくれるような内容だったので、すごくうれしかったです。仮歌を聴いたときは「もったいない!」と思いました。仮歌は大森さんが歌ってくださってるんですけど、「これ私たちしか聴けないんだ?」って。りんごジャム(Mrs. GREEN APPLEの公式ファンクラブ「Ringo Jam」)の皆さんに全力で謝りたい。
音楽ナタリー 廣田あいか
歌詞も途中のメロディ展開ももっくんだ!
ちょっとダメな日でもそんなときもあるよねって、それでも大事なことを忘れずに前向いていこうよって。
可愛く元気にノリノリになれる曲。
ミセスでは絶対歌わないけど、もっくん節が効いてるなぁ。
そう、そのもっくんの仮歌聴きた過ぎる…
提供曲全てセルフカバーしたらいいのに。。。
いつかリリースしてください。切に。
「ルラルララ」Kis-My-Ft2
僕が小学生の頃から遠い親戚のような藤ヶ谷の太ちゃんからお声掛け頂き、
大森元貴
今回キスマイさんに「ルラルララ」という楽曲を生み落としました。
この曲がライブなどでどのように表情を変えるのか今から楽しみです。
温かい気持ちになれるそんな曲だと思います。
大森さんからの「温かい気持ちになれる曲」という言葉通り、
Kis-My-Ft2 STAFF BLOG
デモが上がってきた時は、本当に温かい気持ちに包まれ、涙が止まりませんでした。
まさに、音楽にハグされた気持ちでした。
そして、楽曲が完成して、さらにギュッとハグされた気持ちになり、胸が熱くなりました。
この曲、ミセス知りたての時かなんかにテレビから偶然耳に入ってきたんだっけな。
そんなに詳しくは無いけど、「あれ、なんかJっぽくないな」って「めっちゃいい曲じゃん」って思った記憶はある。
それで、確か作曲者調べて、「え?そうなの!?・・・でも納得!!」ってなった気がする。
音の配置の仕方がやっぱりもっくん。
今はもうミセス浸りしているから、そうかと思うけど、当時はこれが大森元貴が作る音楽の特徴なんだって悟った気がするの。
ミセスの曲じゃないからこそ腑に落ちるというか、そんな体験をしたなぁ。
「Force」TOMORROW X TOGETHER
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが書き下ろして下さった今回のオープニング曲は、仲間で力を合わせて、明日の向こうへ飛び出そう、という勇気を与えてくれる曲です。『ワールドトリガー』、そして僕たちTOMORROW X TOGETHERのコンセプトにぴったりの曲ですので、どうぞご期待ください。
TOMORROW X TOGETHER
まず「ワールドトリガー」の世界観とTXTが持ってる世界観の共通項ってやっぱりすごく大きいところ、コアな部分にあると思ってて、まずTXTさんっていうのはちょっとなんていうのかな?ファンタジーなんだけど、少年?青年?心が持つ・・・魔法が解けてしまうことに対してのモヤモヤっとした気持ちとか、夢を見ている時のキラキラした感じとかの入り混じり方が僕は大好きで、ご本人さんたちすごくダンスもお上手だし・・・お上手って僕が言うとあれですけど本当僕大好きで。そこでまあ・・・僕が楽曲を書くってなった時に、まあ言ってしまえば僕TXTのファンなので、僕が思い描く、こう歌ってくれたらいいなーとか、こういう曲聴いてみたいなーっていうので、言ってしまったらそういう目線で書いて言ったのがぶっちゃけ正直なところなんですけども。
ミセスLOCKS!大森元貴
この「Force」、実はハモリでもっくんの声が入っているのです。
もっくんのフル「Force」も聴きたいけど、原曲からもっくんの声を探しながら聴くのもドキドキするからおすすめ。
制作時期が近いから、大森元貴ソロ曲味がふんだんに含まれているのも好き。
元々もっくんは、「9と4分の3番線で君を待つ (Run Away) [Japanese Ver.]」からTXTがめちゃめちゃ好きで、
先日のMステで共演したときにもダンスコラボしてたね♡
活動休止中にメンバーダンスを始めた時に初めに掲げた課題曲が「Run Away」だったから、実際は全部踊れるとか。
どこかでフルで踊ってるとこ観れたらなぁぁぁぁぁーーーーー
「私は最強」Ado
すごかったですね。僕がまず仮歌を歌わせてもらって、Adoちゃんがそれを聴いて(歌を)とってくださったんですけど、僕のニュアンスを入れながらも、Adoちゃんでしかできない歌い回しをしていて、すごく感動しました。
「ONE PIECE FILM RED」アンコール上映記念舞台 大森元貴
「新時代」とはまた違った“希望感”があって。爽快だし、背中をグワーッと押してくれる感じがあります。すべてを巻き込みながら、「みんな幸せになっちゃえ!」というようなパワーがあるし、私自身も歌っていて楽しかったです。歌詞にもウタらしい愛らしさ、おてんばで元気な感じが描かれていると感じました。ただ、映画のストーリーとともに聴くと、“最強”が違った意味に聞こえてきて……。そのことに気付いたときは度肝を抜かれました。
音楽ナタリー Ado
制作時にはセルフカバーを見越していたから、レコーディングはAdoちゃんバージョンとミセスバージョンも同日に行ったそう。
中学の頃には既にもっくんとひろぱで「ONE PIECEの歌、やりたいなー」という話をしていたっていうから本当にすごい!!!!
着実にひとつひとつ夢を叶えていってる。
ONE PIECEの作者である尾田栄一郎先生とはプライベートでも仲が良いもっくん。
きっとミセスとしてワンピースの主題歌を依頼される日もそろそろ来るんじゃないかなって密かに期待している♪
「レナセールセレナーデ」ももいろクローバーZ
難しい曲を書いてしまいました。
レコーディングの時に玉井さんと佐々木さんに文句を言われました。
ただ、やはりももクロさんはさすがで、カッコよく可愛く歌いこなしてくださり、大変光栄ですメンバーさん方と同世代で、昔から活躍を拝見していたので色々と感慨深くなりながら、「今のももクロが歌ったらどうなるんだろう」というワクワクを楽曲に詰め込ませていただきました。
目まぐるしい展開。
大森元貴
僕はこの曲は歌うことを考えるとちょっと気が引けます。そんな難解ソング、少し懐かしい気もするけど最新ももクロカラーぜひ楽しんでいただけたらと思います!
伸びたり丸めたり不思議な形になったりスライムのように自由自在に変わっていく歌の楽しさをリズミカルに!私も楽しみながら歌わせていただきました!
ももいろクローバーZ 百田夏菜子
すごいよね、この曲。
贅沢すぎる~~~~~~~。
メロディ展開も歌詞も大森元貴がふんだんに散りばめられててもう、本当に、「ご馳走様です!!!!」って言いたくなるくらい満足感ある大森元貴…じゃなくて楽曲だなって思う。
楽しい。何回も聴きたくなる。
なのに歌詞はしっかり切なくてキュッとしてて、もっくん味で。
これを歌えるももクロちゃん、本当にすごいよ。
「AlwayS」NiziU
NiziUがNiziUを大切にするための、NiziUのためだけの曲を作りました。何年先も歌えるそんなイメージをしながらの制作はすごく有意義でした
大森元貴
彼女らがNiziU愛を歌う姿がとてもたくましく、ほほ笑ましかったです。今回レコーディングにも参加させてもらい、ディレクションをする中で、自分の楽曲がNiziUの色になっていく様子がとても不思議で高揚しました。愛を込めて作ったこの楽曲が、NiziUのみなさんの中でどのように歌われて育っていくのかを楽しみにしています。大事に歌ってくれたらうれしいです!
ミセスとNiziUが対バンした『The Performance』でミセス×NiziUコラボが実現しました!
そのレポートはコチラの記事で↓
【The Performance DAY2】 Mrs.GREEN APPLEライブレポート
大森元貴の楽曲提供まとめ
これまでも、一度聴いたら心掴まれるミセスの楽曲は人気を得ていたが、昨年末のレコ大、および紅白で、ミセス及び大森元貴の才能が大々的に世間に見つかってしまった。
企業や映画、ドラマからのタイアップオファーは絶えず、さらに今後も増える一方だろう。
だって、彼に任せれば確実に期待以上の楽曲を産み落としてくれるから。
ミセスとして、それぞれの依頼主にどう寄り添うか、毎回しっかり落とし込んで楽曲制作してくれているから。
冒頭でも述べた通り、彼は他アーティストへ楽曲提供を行う際、提供アーティストについてしっかり勉強し、自分と同じくらい愛する、という。
提供楽曲がさらにどこかのタイアップだったりすると、提供アーティストへの理解だけではなく、その楽曲のタイアップ先への理解も必要になる。
大森元貴は一切手を抜かない。
ミセスの楽曲も提供楽曲もタイアップも。
毎回真剣にそれぞれの依頼に沿った楽曲を制作する。
本当に我らが大森元貴はかっこいい。
世界一かっこいい作家だ。
それに、しっかり寄り添った上で、しっかり大森元貴の痕跡を残してくれる。
彼が作っているのだから当たり前だけれども、提供楽曲先で彼の色を見つけるとやっぱり嬉しくなってしまう。
ミセスとはまた別の大森元貴が垣間見れる楽曲提供。
これからもずっとずっと注目していきたい。
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