Mrs.GREEN APPLEの楽曲って耳障りが心地よくて、音楽聴いてなくても脳内で無限リピートされませんか?
ワンフレーズ聴いただけで、口ずさめるような。
本当に素晴らしい楽曲たちがたくさんありますよね。
ミセスの楽曲は、どんなにポップなメロディでも必ず憂いが描かれています。
それは作者大森元貴の性質から生まれるものだからですが。
そこがとっても魅力的で、そのギャップがたまらないJAM’Sも多いのではないでしょうか。
今回はメロディと歌詞で、よりギャップ差のある楽曲をピックアップして語ろうと思います!
ミセスギャップソング①Magic
まず、絶対私が外せないギャップ差の王者「Magic」。
5thアルバム『ANTENNA』より2023年6月13日に先行配信されたのだけど、最初はMVじゃなくて音源だけで公開してくれた。
初めて音源聞いたら、メロディは明るくてポップでライブで盛り上がりそう!とも思ったんだけど、もう全くもって涙が止まらなくなって、キューーーーーーッとずっと痛んでました。
どうしても歌詞がね。
優しい。優しいんだけど、大森元貴の痛い苦しい思いもガンガン伝わってきてすごく痛む。
Hey!白昼夢スターライト
眩しいけど見る まだ終われない
平気なフリをしてない?
寂しい夜 隠れるシャイな君だけど
平気なフリをして、寂しい夜は隠れるシャイな君。
大森元貴のことじゃん!ってなる。
Hey!永遠のトワイライト
「Magic」Mrs.GREENAPPLE
優しい人で居たいと痛いが止まんない
平気なフリをしていたい
悲しいなら足の先まで踊ろう
優しい人で居たいと痛いが止まんない。
この繊細な人間の気持ち…グハァッ
人に優しくしたい。
自分にも素直で居たい。
でも人に優しくする自分を優先する。
わかるよわかるよぉぉぉ。
悲しいなら足の先まで踊ろう。
逆にいっそ足の先まで全力で踊っちゃうって。
ちょっとぉぉ、もときぃぃぃぃ!!!!ってなりません?
私だけ?
もうホント痛むんですわ。Magic。
あーMagicについて語ると長くなっちゃうからまた別の記事でしっかり書きたいな。
だいぶ聴き慣れたので、ライブではガンガン跳びますし、ノッリノリで「いいよいいよ」してます。
それを望んでるのは彼だもんね。
好きです、Magic。
「Magic」は5thアルバム『ANTENNA』2曲目に収録されています。
ミセスギャップソング②CHEERS
「CHEERS」もライブで爆上がりする楽曲。
イントロ始まった瞬間ぶち上るJAM’Sも多いはず。
コーレスも多く、ミセスとJAM’の掛け合いが楽しいよね。
でも歌詞の印象はギャップ感じるんだよね。
教えてよ
君は何故、「自分」と隠れん坊をしてるの?
形のあるものばかりに囚われる今日も
とりあえずさ生ぬるいJUICEで乾杯
「CHEERS」Mrs.GREENAPPLE
くだらない話に万歳
だって世界は昨今クラクラ
シンパシー壊れてしまった?
遣る瀬無い日々だからこそ笑おう
ワッハッハ
つい目を背けがちな現実に向き合わせた上で、
「そんなこともあるけど、まぁ今はくだらないことで笑い合って一緒にやり過ごそうよ」って言ってくれてる。
こんな優しさある?
愛以外の何物でもないのよ。
それをさ、ライブでJAM’Sに向かって歌ってくれて、実際そこで現実忘れさせてくれてるんだよ。
ねぇ、ミセスゥゥゥゥゥ!!!!!!ビッグラブ過ぎませんか?????
ブルーな気分にBye-Bye
「CHEERS」Mrs.GREENAPPLE
些細なことでいいからワイワイ
笑いあえる今日が私の
「幸せ」と呼べる対価
遣る瀬無い日々だからこそ笑おうか
さぁ泣いてもメゲても良いから
まだまだ行こうか
擦り減る現実の中でもこうしてワイワイ出来る時間があって、
笑いあえてる今が私の「幸せ」と呼べる対価。
泣いちゃう。
泣いちゃうんだよ、CHEERSの歌詞は。
遣る瀬無い日々だからこそ笑おう。
泣いてもメゲても良いから、こうして一緒になんとやり過ごして行こうか。
って言ってくれてるの。
もぉぉぉう!!!愛してるよ、ミセス~~~~~~~~!!!!ってなるよね?ね?ね??
本当に最高な人たちなんです。
だからライブ行くとめちゃくちゃ生き返る。
本当に大好き。
「CHEERS」は4thアルバム『Attitude』4曲目に収録されています。
ミセスギャップソング③Attitude
アーティティティーチュードッドッドッドって一回聴いたら忘れられないほどのキャッチ―なメロディなのに、何の気なしに聴いてても凄い強い言葉が耳に飛び込んでくる。
初めて聴いたとき、「え!?今なんつった!?」って言葉が耳に飛び込んできてパニックになった記憶。
改めて歌詞を読み込んでぶっ倒れた。
メロディはキャッチ―にしてくれてるけど、とんでもなくHEAVY。
ヘビー級も超ヘビー級。
ここまで己を曝け出せる大森元貴、逆にかっこよすぎるなって思って。
Attitudeはやばいよね。
最後の、
書き綴られた歌は
「Attitude」Mrs.GREENAPPLE
私のそう、遺言
グハァ・・・。
もう大森元貴って人間はさ、グハァさせるよね。ほんと。
これ聴いたらさ、そりゃJAM’Sにとっても特別な楽曲になるよね。
2023-2024のFCツアー”The White Lounge”でこの「Attitude」がアレンジされて、ポップに踊ってるのを観たら、JAM’Sが驚くのは当然だったと思う。
ほんと驚いた。でも私は嬉しい気持ちの方が強かったかな。
自身も思い入れが強いだろうAttitudeをそうやって扱えるようになったんだなぁって。
いろんな経験を経て、感情を経て、こういう捉え方が出来るようになったのかなって。
だから、ホワンジのAttitudeのほうがメロディと歌詞のギャップ度は強いかもしれないな。
「Attitude」は4thアルバム『Attitude』2曲目に収録されています。
ミセスギャップソング④コロンブス
「コロンブス」めっちゃ好きなんだよね。
トゥルルットゥ~って可愛いし、ライブでもテレビ歌唱でもメンバー同士で楽しくわちゃわちゃパフォーマンスしてくれるんだけど、とっても愛に満ちていてキュッとする。
いつか僕が眠りにつく日の様な
「コロンブス」Mrs.GREENAPPLE
不安だけど確かなゴールが
意外と好きな日常が
渇いたココロに注がれる様な
ちょっとした奇跡にクローズアップ
ミセスだからほとんどの楽曲に死生観が表れているんだけど、
結構直接的な「死」を思わせるんだよね。
いつか死ぬ時が来る。
だから、何か特別なことを。ではなくて、
普段の日常で起きるちょっとした奇跡を大切にしたいって想いがさ。
キュッとしませんか?
ただただただくたばるまで
「コロンブス」Mrs.GREENAPPLE
あなたと飲み干したい今日を
「死」の濃度が濃い。
でも決して悲観的ではない。
人生が終わる日がくるまで、あなたと今日を大事に味わいたい。
そんな言葉をライブではJAM’Sに向けて楽しそうに歌いあげちゃうんですよ。
ねぇ泣いちゃうって。
人生共にしてくれてる感じが伝わるんですよね。
人生の濃い時間を今ここで一緒に過ごしているんだなぁって。
楽しくて嬉しいけど泣いちゃうってぇぇぇぇぇぇってなるのです。私は。
だからコロンブスも私の中ではかなりギャップ度高いのです。
あんなにわっちゃわっちゃパフォーマンスするからね。
コロンブスについて個人的に深堀している記事はコチラです。よかったら。
愛してるよ『コロンブス』。大森元貴のコーラ愛は全JAM’Sで飲み干します
ミセスギャップソング⑤familie
「familie」は、メロディーも歌詞もあたたかい。
なのに、2024年秋に開催された定期公演「MGA on Harmony」の「familie」を会場で聴いたら、ボロボロ涙が止まらなかった。
↑の記事でも、
なんていうのかな、あたたかいんだけど、切なくて、人生の総まとめのような。
人生の終わりを知っているから生まれた楽曲なんだなってすごく伝わってきて。
これまでと今とこれからを歌っているのに、語ってる視点が今と別の地点で。
長いようで短い限られた時間を意識しながら、今を語っているような、そんな気がして。
って書いたんだけど、この時からfamilieは私の中でギャップソングなんですよね。
どこまでが
「familie」Mrs.GREENAPPLE
ただ、愛と呼べんだろう
風に運ばれる度に
ひとりを知るんだろう
家族や友達と一緒に居ても、ふと寂しくなるような、自分だけ風に運ばれたみたいに気持ちが宙に浮いてる感覚。
ちょっとそんな感覚もあるなって今思った。
⇓下の記事ではfamilieについて個人的にもっと細かく解釈しているんだけど、その時とまた違う解釈になってきてるかも。
『familie』楽曲解釈~譲れないことが愛だったりする
ここまでが
「familie」Mrs.GREENAPPLE
ただ、序章と呼べんだろう
終わらせ方は僕次第
泣けるエンドを
「序章」や「エンド」ワードはJAM’Sの心をザワつかせる。
というのも、ミセスは常に「当たり前じゃないぞ」「いつかはミセスも終わる日が来るんだぞ」と事あるごとに釘を刺してくるから。
わかってる。わかってる。
でもこの部分聴く度に心刺される。
愛で満ちてる楽曲なのにね。
終わるその日までたっぷり愛をもって生きたいね。
そうすれば、終えてからも愛は続くんだよ。
愛は継承されていくから。
身体は亡くなっても、想いは受け継がれていくんだよ。
familieはJAM’Sを含めたMrs.GREENAPPLEという家族の楽曲としても捉えられるね。
ミセスが終わっても、彼らの命が尽きても、ミセスの想いはずっと語り継がれていくんだよ。
魅力的過ぎるミセスのギャップソングたち
ギャップソング。
いっぱい候補はあったけど、今回はこちらの5曲をピックアップさせていただきました!
共通して思うのは、やっぱり大森元貴の感性が素晴らしすぎる!ということ。
ここにあげてない楽曲も、もうほんと語りつくせないくらいギャッパーギャッパーで・・・。
どれだけのJAM’Sが外に漏れない声で、「グハッ!」「ダハッ!」「ヒェッ!」って衝撃受けてると思ってんすか!
あーもうほんと病みつきなんですよね。
有り余る魅力で離れられない。
一度考え始めたら、予定がない限り永遠にミセスのことを考えていられる。
この中毒性よ。
自覚してるのかしら。
これからも、無理せず、楽しく、いつか迎えるその日まで、JAM’Sをめっためたに刺してもらいたいと思います!
ミセスに関してはドMだよね、JAM’Sたち~♡
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